【実舵角について】

巷でいれている「実舵角」は本当か?

実舵角は垂直と水平の要素が絡んでいるのでわかり難いですよね?

●ハンドルを切った角度が操舵角

●バイクを真上から見て実際にタイヤが向いている角度が実舵角です。

実舵角はキャスター角で変わってきます。

キャスター角が0度→操舵角と実舵角は同じ 

キャスター角が90度→操舵角はハンドルを切った分、実舵角は0 

ではその間の角度ではどうでしょうか?

例えば

キャスター角が30度→操舵角はハンドルを切った分 実舵角は1/3減るので操舵角の2/3     

キャスター角が60度→操舵角はハンドルを切った分 実舵角は2/3減るので操舵角の1/3     

です。

バイクを倒した時の実舵角について考えてみましょう。

●キャスター角が大きと実舵角は減るので正面とセンターライン角度は相対的に狭くなります。

キャスター角が90度の場合はセンターラインが進行方向(正面)と重なってしまいます。

●倒す角度が変化してもタイヤは常に同じ方向を向いています。※上図を参照

これはキャスター角が変化しても同じことです。

バイクを倒せば実舵角が増えてよく曲がるという方がいますがバイクを倒しても実舵角は大きくはならないと思います。

バイクは倒せばよく曲がるといわれるのは実舵角が増えているのではなく前に進みながら倒しているのでキャンバースラストが有効に働くからだと思います。(他の要素もあります。) 

キャンバースラストについてはこちら

20度前後から30度くらいリーンしたときが最も実舵角が大きいといとう方もいますがそうではなく20度前後から30度くらいリーンした角度はキャンバースラストが効率よく働く角度でよく曲がると思われます。

恐らくよく曲がるので実舵角が大きくなっていると思ってる方が多いのではないでしょうか?

私には動いているバイクに対して止まった状態で解釈してしまいキャンバースラストで動いた僅かな分を実舵角が増えていると勘違いしているように思えます。

「倒すと実舵角が増える」は昔からよく言われていることです。

ここは見解が大きく分かれるところなのかもしれません。

皆さんはどうお考えでしょうか?

キャスターが立っている方がよく曲がると思ってる方もいるかもしれませんがバイクがリーンして曲がることを考慮すればある程度キャスター角があった方が曲がると思います。

それはセルフステアリングがよく働くからです。  

セルフステアリングについてはこちら

ここでいうセルフステアリングとはフロントタイヤを車体が引っ張ることによって起こる作用のことです。

しかしキャスター角は実舵角を減らします。

これは「曲がらない」要素ですね。

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