【ベスパについて】

現代でもベスパは手強いです。

ベスパ乗り必見かもしれません!

私はベスパLX150(ポンコツ号7号)とET4-50(ポンコツ号6号)に乗っていました。

LXとET4はモダンベスパになります。

現代のものでもベスパは非常に興味深い乗り物です。

シャーシはスチール製のモノコックで普通のスクーターのような骨組みのフレームらしきものがありません。

フロントはアームを介してホイールを保持した片持ちサスになっています。

モノコック構造のフレームは大袈裟に表現すれば丸太に乗っているような感じで倒し込みが難しいです。巷で言われてるように車体は軽いのにどっしりした感覚もあり独特です。

中速のコーナーでは遠心力が車体全体に掛かるようなうで安定して気持ちがいいです。

これは他のスクーターにはないような気がします。

ベスパのコーナーリングは疑問を感じるところがあります。

片持ちサスは曲者でフロントタイヤがすぐに切れ込んでしまい倒し込みが難しいです。

なかなか倒れません。

LXのフロントタイヤは珍しい11インチの小径なので切れ込みやすいです。

LXはシート高が結構あって車体も少し大きいのでライダーが倒し込むスピードとタイヤの切れ込むスピードがシンクロしません。

LXより小径(10インチ)のET4はもっと酷かったです。

ひどい時はリヤタイヤがフロントタイヤを押すような状態になりリヤが滑ります。(プッシュアンダー)

私は小径のタイヤの場合、小さい車体と低いシート高が適切だと思っています。

狭い交差点などではフロントタイヤが倒れずにリヤが倒れていく感じでフロントとリヤがせめぎあいながら曲がっていくので違和感ありありです。

こうなってしまうのはタイヤの小径以外に片持ちサスが原因だと考えられます。

ステアリングコラムを支点にしてホイールを繋いでいるリーデングアームはサスが縮むと回転モーメントが働きますがこときゴムのブッシュで取り付けられたサスペンションは後に動いていまします。この動きはわずかですがトレールを減らします。これは前述の症状の原因になります。

これよりもっと大きい原因として考えられるのは

リーディングアームが回転することにより車体がタイヤを引っ張る力をキャンセルしてしますのでセルフステアリングが働かなくなるということです。

高速コーナーに減速帯があるとタイヤが弾かれるような気がしてセルフステアリングがなくなってしまいアウトにはらんでしまいます。

こうるともう修正できません・・・

また試しに一気にフロントブレーキをリリースして曲がろうとするとびっくりするほど曲がりません。

これは普通のテレコスピック式のサスだと起きないことです。

対策としては「なるべくリーディングアームを動かさない」ことになります。

ベスパのフロントサスが硬いのはこの辺に原因があるような気がします。

ベスパのコーナリングに癖があるのはオーナーなら知っている方も多いはずで

フロントブレーキを舐めるように引き摺りながら(フロントを落ち着かせながら)コーナーリングしたりする方もいるよです。

リヤサスのプリロードを抜きリヤを下げてトレールを稼ぐ方法も考えられますが重心が低いスクーターでプリロードを抜き過ぎれば危険なので極端な調整はやめた方がいいのかもしれません。

私はフロントサスのプリロードを調整できるものに変えたのでアームを最初から少し寝かせておいてなるべく動きを少なくするように工夫して解決していました。

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