ホンダTL125(ポンコツ号2号)

4サイクルの空冷単気筒125cc    

今となっては珍しい(絶滅した?)公道で乗れるトライアルのバイクです。

フロントが21、リアが18インチのフルサイズのバイクでした。

このバイク、エンジンが非常に軽いためその存在を感じないバイクで重心がどこにあるのか分からないバイクでした。

とにかく印象的だったのは21インチのフロントの存在感がジャイロ効果で大きかったことです。

普通にリーンウィズで倒そうとしてもフロントが残ってしまいなかなか倒れません。

倒れるとアクセルを開けても立ち上がってこないバイクでした。

困った挙句、使ったのが逆ハンでした。

逆ハンを使うとものすごくバイクが寝たのを思い出します。

でもTLの場合、中速コーナーだとコーナーに入っても寝てくれない時がありずっーと逆ハンをしっぱなしでバランスを取るのが難しかったです。

わたしの乗り方がわるかったのでしょう。

TL125は前後ドラムブレーキでとにかく効かなかったです。

これはとても怖いです。

ある日、細い道のブラインドのコーナーから結構なスピードでヴィッツが出てきてあわててブレーキをしたのですが思いっきり握りゴケをしてしまいすっ転びました。

中古車で買った時点でヤれていたTL…地べたが土の庭に置いてあったのでフレームの下の部分が錆で穴が開きはじめました。

「このバイク、もう使い物にならないかもしれない。」と思い始めた頃、このバイクを買った動機を思い出しました。

それは「ウィリーがしたい」ということでした。

慌ててウィリーの練習をしたのですがヘタレなわたしは浮いたフロントタイヤがすぐ落ちてしまいガタンとなってしまいます。

そのショックでケツが痛くなってしまいそのうち痛みで眠れなくなってしまいました。

バイクが使い物にならなくになる前に自分が先に使い物にならなくなってしまったのでした…

しばらくするとこのTLで事故にあってしまい右足の甲の骨を骨折してしまいました。

それからあまり乗らなくなってしまったような気がします。

このバイク、今思い出しても大変美しいバイクでした。

タンク→サイドカバー→リアヘンダーの線が流れるようでそれがバイク全体と調和していました。

オンでは乗りにくかったですがオフでは思いのほかしっとりとした乗り心地でとてもよかったです。

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