バイク便で働いていた時、私は幕張に住んでいて文京区の本郷までバイクで通っていました。
1日の中で一番エキサイティングだったのはこの通勤の時でした。
357号の湾岸線の朝の渋滞で幕張から豊洲までず~とすり抜けをしていたのを思い出します。
前にある車とバイクは全部抜いた日もありましたのでまぁまぁ速い方だったのですがそれは次元の低い世界での話で…
ものすごいスピードを出す拝はいるものです。
追いかけると命の危険を感じずにはいられずすぐ諦めます。
ある日、東雲の交差点で先頭に止まっている10トントラックがず~とクラクションを鳴らしているていて鳴らし終わると窓を開け横にいる凄いスピードで通勤するヤンチャなライダーに向かって「お前いつもそんな運転してるのか!」と言って説教をしていたのを思い出します。
多分いつもそのライダーを見ていたのでしょう。
バイク便ともなるとたくさんのライダーにお目にかかることになるのですがライダーの性格がライディングに現れるのが面白いです。
すり抜けする際にも車との距離を大きくとるライダーとギリギリで抜くライダーがいます。
バンクさせるタイミングが絶妙で節度があり速くても安心して見ていられるライダーもいるしただ速いだけのライダーもいます。
なぜかものすごく速いライダーは高性能なバイクには乗っていなかったような気がします。
バイク便は一年もしないでやめてしまいました。
事故を起こすことはなかったですが危なかったことは何度かありそれがデータとして自分のなかに蓄積されていきます。
仲間の事故も目にします。
このデータがいっぱいになると「やばい」という感覚が芽生えてきます。
自分は「この仕事は長くやるべきではない」と判断しました。
データの中には
渋滞中のノロノロ運転で見ている雑誌に夢中になって真っ直ぐ走っていないのにハンドルを戻そうとしないドライバー
なぜか信号が赤なのに発進する車
ウィンカーをつけずに急に動き出す車
停車している車の脇から飛び出してくる人
こちらがすり抜けの最中に窓から手を出す人や何かを捨てる車
などがります。
あと右直は相手を意識し、いつでもでも止まれるようにスピードを落とすしかないですね。
バイク便は主に都内での走行になりますが
都内の方が意外と安全と思うことはあります。
バイクがたくさん走っているので多かれ少なかれドライバーはバイクも意識しています。
田舎だど信号待ちで自分の車の前にバイクが来ただけで頭に血が上るドライバーもたくさんいますよね。
田舎はほとんどが平和なのですが危ない時は突然きます。
一方都内は神経を使いますが危ないところは予想がつく場合が多くリズムが掴みやすいです。
都内のドライバーは運転慣れしている人が多いのでその分安心できるところもあります。
バイク便の仲間は本当にバイク好きが多く、
一日中バイクの話ばかりしていたのが懐かしいです。

