

バルブタイミングが狂う原因の一つにカムチェーンの伸びがあります。
上のイラストはDOHCのエンジンで圧縮上死点を出した時のものです。
カムスプロケットにはタイミングを正確に合わせるための線の刻印(イラストでは赤い線)があります。
この線はシリンダーヘッドの上端のラインにピタリと合わせなければなりません。
でも左のイラストのようにチェーンの伸びにより僅かにずれてしまう時があります。
バルブタイミングはデリケートな部分でメーカーが何度も思考錯誤して作っているはずです。
(ユーザーの中には自分の好みにバルタイを調整する強者もいます。)
このズレはエンジンの個体差になってしまうことも考えられます。
カムチェーンは伸びてしまうことがあるのでカムスプロケットにバーニア加工(長穴加工)を施して正確なバルタイを出すことも有効だと思います。

